賃貸物件は一般的に1Fの中部屋が一番安く、1Fの角部屋≒2Fの中部屋、そして一番高いのが2Fの角部屋となります。3F以上の中高層物件も似たようなものですが、エレベーターの有無によってはかえって上に行くほど安くなる逆転現象も発生します。
2Fの方が家賃が高い理由としては
- 陽当たり
- プライバシーの保護
- 上の階の音
- 眺望
といった点で1Fより優れるからです。では1Fの魅力が低いかというと、決してそうではなく、場合によっては1Fの方を選んだ方が良いこともよくあります。例えば小さいお子さんのいるご家庭を考えてみましょう。
- 安全性(バルコニー等からの落下の心配)
- 走り回っても下の階から苦情が来ない
- 階段の昇り降りがないので楽。
どうでしょうか。意外と多いですね。小さいお子さんがいる場合、右手にお子さん、左手に買い物袋というケースは日常的です。こうなると1Fの魅力が倍増します。
また最近の物件には「専用庭」が設けられているケースが増えています。専用庭とはコンクリートブロックやアルミのフェンスでお部屋の前が囲まれているもの。専用水栓のついている物件もあり、お庭に水をまいたりしてガーデニングを楽しみやすくなっています。
夏にはビニールのプールを広げてお子さんを水遊びさせることも出来ます。草取りもしないといけないという負担はありますが、楽しみ方によっては充分に御釣りが来ます。
最後にもう1つ。冬用のタイヤを置いておくのに、2階まで持って上がるのは結構大変です。車2台の方なんかはバルコニーに置ききれないので、どこか別の場所に預かってもらっているかもしれませんね。専用庭のある1F物件はそういう点もメリットがあります。