Q:生命保険に加入しています。死亡した時しか保険金は給付されませんか?

A:いいえ。(詳しくは本稿を。)

あくまでも一般的なもので、細かい例外はあるかと思いますが、ご容赦下さい。

「いいえ」の解答として、「高度障害状態になった場合、高度障害保険金が支給される」からです。(詳しくはコチラを。)

リンク先を読む限り、かなり限定的ですが、死亡保険金と同額の支給を受けるのですから、仕方がないですね。金額の多寡はともかくとして、生命保険に加入している人が殆どなので、ご親族の方がこのような状態になったら、一度引き出しの中や郵便物の確認をしてみるといいでしょう。定期的な通知が届いている可能性が高いですから。

「高度障害状態」のようなケースは少ないでしょうが、要介護3程度の状態であれば、こちらも保険の確認を。「介護保障特約」を付保しているケースがありますので。いざという時に備えて、保険料をせっせと払っていたのに、肝心なときに請求漏れでは、何のために保険に加入したのか分かりません。これは医療保険や傷害保険も同じで、病気やケガに備えてのものだったのに・・・、ということになります。

その他には、一定の要介護状態になったときに、保険料の払い込みを免除してくれる特約を付けていることもあるので、そちらも要チェック。認知症になってしまうと、本人に訊ねて確認するのも容易ではないので、元気なうちに情報交換しておくのも大切です。