最近ちょっとした将棋ブームです。超大物ルーキーの活躍が火付け役なのは間違いありません。

さて今年は織田信長がそれまで井ノ口と呼ばれていた地域を岐阜と命名してから450年目ということで岐阜市を中心に様々なイベントが行われており、その一環として将棋の名人戦第4局が行われました。

さらにその直前には今年の10月15日に関ケ原で人間将棋というイベントが開催されることが発表されました。聞きなれない言葉ですが、将棋の駒の特産地である山形県天童市では毎年行われていて、多くの観光客や将棋ファンが楽しみにしているイベントです。

関ケ原での東西対決というと、皆さんご存知の徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍の合戦を下敷きにしているのは明らかです。こちらは岐阜県が関ケ原を古戦場としてアピールしていく狙いもあります。

さて恵那市ですが、こちらも東西対決を煽るには良い場所です。もっとも直接大将同士が真っ向勝負をしたわけではないので、若干希薄ですが。

戦国時代に織田と武田の勢力の緩衝地帯として、双方による虚々実々の駆け引きがありました。その結果の1つとしてよく知られているのが、岩村の女城主にまつわる悲劇です。

関ケ原の東西対決は西軍側にとって不本意でしょう。武田信玄率いる東軍VS織田信長率いる西軍による幻の東西対決なら人間将棋に限らず、大きく盛り上がりそうです。面白いアイディアのある方は声をあげてみてはいかが?