「住宅改修」と聞くと、住宅即ち室内の改修のみが改修になる・・・と思われがちですが、実際には外の通路(例:門~玄関のアプローチ)なんかも対象になります。雨の日はもちろん、この地域では冬の凍結にも備えないといけませんから、滑り止めの効果は意外と大きいのではないでしょうか。

この効果はとりわけ車椅子の利用者の方に大きいものです。自転車でもスリップは普通に起きます。健康な方ならバランスを上手く取って転倒を防いだり、仮に倒れてもケガを最小限にとどめることもできますが、車椅子の利用者の場合にそれを期待するのは酷というもの。介助者の方がいれば・・・、という考えもありますが、どうしても意識が車椅子の方に向きますから、肝心の足元にはなかなか目が行かず、介助者が滑って車椅子を放してしまうこともあるでしょう。それを防ぐ意味がどれだけ重いか、よく分かりますね。

ということで滑り止め加工のしてある材料(例:タイル)なんかを使って改修をしましょう。既存のアプローチをそのまま生かしたいなら、防滑材を塗布する方法もあります。(素材との相性には注意して下さい)。

そして忘れてはならないのがデザイン性。もちろん安全性が第一なのですが、室内と違って人目に触れやすい場所でもあります。見た目は大事ですね。あとは色合いにも気を配ればパーフェクト。昼も夜も使う場所なので明るめの色の方がお勧めです。ただし光が反射しやすいと眩しいこともありますので、照明や植栽で上手くカバーしやすい。