恵那市で不動産をお探しの方が実感されること、それは

  1. 売地が多い。
  2. 新築の建売住宅もそれに次いで多い。
  3. 手ごろな中古住宅は意外に少ない。
  4. 一戸建ての借家はそれ以上に少ない。

おそらくこの4つに集約されると思います。それにはちゃんと理由があります。

まず先に3、4についてその理由を。これは県庁所在地や政令指定都市のように、全国規模の法人の支社・支店がほとんどないため。転勤族の多い地域では、居住していた戸建てやマンションを手放したり、貸したりということが多いですが、それを期待することはできません。

ということで、住宅取得意欲のある20代後半~30代前半の方向けに、1や2が市場に供給されます。供給が多いということは価格競争が激しくなるということですから、新築の建売住宅が無理なく購入できるわけです。

こうなると中古住宅は厳しいです。誰しも新築の方がいいですからね。結局、売りたいと思っても新築の建売価格の圧力で、希望の値段よりも2割程度は低くしないと市場には出せません。結果、売ることをあきらめて現状を容認するわけです。(住宅ローンの残債が残ってしまいますから。)

恵那市で不動産をお探しの方は、こんな事情をまずは頭に入れてから、どのような選択をされるかをお考え下さい。