約2ヵ月ほど前のこと、路線価が公表されました。相続税の見直しがあったばかりですから、例年以上に関心を持っていた方も多いのではないでしょうか。

一言で言えば「二極化がさらに鮮明に」。都心部での上昇基調は変わることなく、その半面、それ以外の地域では下落傾向からの脱出がさらに遠いものになっています。典型的な地方都市である恵那市でもそれは変わりません。

中心部への流出が進むと、自ずとこのエリアでは不要となった不動産の売却希望がさらに増えます。需給関係のアンバランス、この場合は供給過剰、は更なる下落圧力となります。資産が毎た一世帯あたり毎年100万円減り続けことも珍しくありません。

地方ほどより賢明な相続税対策が求められています。