今年の7月、パナソニックが蛍光灯の生産を2018年度末をもって終了することが公表されました。その歴史(・・・会社が軌道に乗るきっかけとなったのは、二股ソケットでした。)を考えるとき、会社の発展を支えてきた会社の顔と呼んでも差し支えないでしょう。時代の流れを感じずにはいられません。
その後継者となるのは今や当たり前となったLED照明。長寿命、省電力といいことづくめの照明器具を利用されている方も多いと思います。
このLED照明を購入する時迷われたことはありませんか? 蛍光灯を購入する際には「30W(ワット)」という単位で選んでおり、その数字がどうしても頭に残っていますから、「lm(ルーメン)」と言われても???ですね。
ではここで基本的なことをおさらいしておきましょう。ワットは消費電力の単位、つまり大きければ大きいほど明るくなりますが、電気代もその分増えます。一方ルーメンは明るさの単位で、こちらも大きければ大きいほど明るくなります。
問題は既存の蛍光灯のワット数とルーメンの関係ですが、
- 20ワット・・・170ルーメン
- 30ワット・・・325ルーメン
- 40ワット・・・485ルーメン
- 60ワット・・・810ルーメン
とされています。
これからは蛍光灯の入手が困難になります。今の内からルーメンに慣れておくといいですね。
今年のブログはこれで最後になります。来年の第1号は1月8日を予定しています。皆さんよいお年をお迎えください。