かつては単一民族の代表的存在だった日本も、スポーツの世界を中心にハーフの人たちの活躍が目立ちます。野球でいえばメジャーリーガーのダルビッシュ有投手(父:イラン人、母:日本人)、陸上の世界ではリオ五輪の400mリレーの銀メダリスト&アンカーのケンブリッジ飛鳥選手(父:ジャマイカ人、母:日本人)、そして最近では女子テニスの大坂なおみ選手(父:アメリカ人、母:日本人)もそうですね。

一説によると、最近では日本で生まれる赤ちゃんの50人に1人はハーフになっているそうです。単一民族から多民族へ、日本もいよいよそういう時代になりました。

さて同じハーフでもリフォームの世界のお話です。水周りというのは定期的に必ず手直しが必要です。キッチン、トイレ、そしてお風呂。設備としての寿命はもちろん、高齢化社会に伴うバリアフリー化によるリフォームが行われるのも水回りが多いのもうなずける話です。そのお風呂のリフォームでハーフユニットバスというのがあるのをご存知でしょうか?

お風呂のリフォームにも幾つかやり方があります。タイル張りの壁も浴槽も全て撤去してユニットバスにしてしまう方法、あるいは現場で浴槽から壁面まで全て施工する方法、そしてハーフユニットバスを用いる方法です。

ハーフユニットバスは、ユニットバスの壁面や天井部以外をユニットバス化したもの。そのため壁や天井などは既製品でなく自分好みの仕上げが可能です。

最近のリフォームでユニットバスが多いのは、施工期間の短さによるところ大きいです。自宅のお風呂に入れない期間は短い方がいいですからね。またショールーム等で実物を確認できる安心感も魅力です。

一方、旧来の全て現場施工の魅力は100%自分好みに出来ること。そもそもユニットバスのようにサイズを気にすることもなく、縦・横・高さすべて自由ですから。世界に一つだけのこだわりの風呂を手間暇かけて作りたいならこちらです。

ハーフはそんなお互いの長所を取り入れた手法です。もちろんいいことばかりではなく、商品の選択肢が少ないといった面もあります。

お風呂は一日の疲れを癒す空間でもありますし、子育て世代にとってはスキンシップの場でもあります。20年、30年使うものなので、色々な視点から検討しましょう。