ここ数年で急激に増えたものに「~活」があります。走りは「婚活」だったかもしれませんが、「就活」、「終活」、「保活」、「妊活」・・・と何でもかんでも「~活」と付けるのは、筆者からすると疑問符で、もう少し言い方に工夫があってもよいのでは、と思います。

まあ何でも短縮できるのは日本語のメリット。表意文字である漢字のメリットを生かして、一目でその意味が分かるのですから。道路標識なんかでは漢字慣れしているからという理由も勿論ありますが、認識の速さ・簡略化のしやすさなど明らかにアルファベット表記より優れています。

ちなみに上に挙げた中で一番の新顔である「保活」は、保育園に子供を入園させるための活動です。保育園不足で待機児童が多い都心部では保育園に子供が入れるかどうかはその家庭にとってある意味で「死活」問題です。母親が共働きできるかどうかで家計は随分変わるのは皆さんもご存知の通り。

さて皆さんのお住まい探し、即ち「住活」はいかがでしょうか? 実は「住活」だけは一発変換できませんでした。上の5つは一発変換できましたから、「住活」が市民権を得るのはもう少し先でしょうね。(「就活」と「終活」は同音異義語なので、「就活」が先に表示されましたが、次候補で「終活」がちゃんと出てきました。)