対前年比+46.2%。とても威勢の良い数字です。これは恵那市のある数字なのですが、何だと思われますか?

答えは県外からの移住者数。岐阜県全体でも対前年比で16%増えていますが、恵那市はその中でも突出した伸びを見せている自治体の1つです。

岐阜県全体での数字しか分かりませんが、移住元のトップは愛知県で過半数以上を占めていますが、この1年での大きな変化として大阪や京都といった関西からの移住者が急増しました。

もちろんいつの時代でもある「ふるさと回帰によるUターン」も含まれています。あるいは土地付きの一戸建てを購入するため、地価の比較的安い岐阜県で、という方もまだまだ少なくありません。

しかし地域としての魅力に欠ければ、わざわざ移住しようとしないのも事実です。移住者を増やそうと最前線で活動されておられる方が、インターネットをはじめとした情報発信の努力も貢献しています。

そして何より先輩の移住者からの口コミ情報が大きいと思います。甘い言葉ばかりではかえって警戒されてしまいますから。来年もこんな話が再び聞けると良いですね。