冬型の気圧配置といえば、おなじみの西高東低。そろそろテレビの気象情報で使われる頃ですね。ところで岐阜県内には東高西低のものがあるのですが、何だと思われますか?
答えは家賃相場。大手不動産検索サイトでは市町村ごとの家賃相場を見ることができますが、それを見る限り 中津川市>岐阜市、恵那市>大垣市だったりします。地価はもちろんその逆ですから、不思議なものですね。
しかし物の値段はやはり需要と供給の関係が重要。賃貸物件のストックが比較的古い時期から蓄積されてきたエリアと、最近になってようやく一定のストックが出来たエリアでは、築年数の浅い物件が多い分、後者の方が平均的な賃料は高めになりやすいです。こちらは供給サイドの話ですね。
そして需要サイドに目を向けると、やはりリニアの関係もあるのか、大型店の出店ラッシュが相次いでおり、それが雇用の創出や、利便性の向上に伴う人口吸引力をアップさせています。
地元に住んでいると家賃が高いのか安いのか見えにくいのですが、岐阜市から移住してくる人たちには「意外と高い」と思われているかもしれませんね。