どんな商売でも「リピーターを増やす」ことは、とても重要です。一見さんだけを相手にし続けて成功した商売はたった1つだけ、それは詐欺師です。(これを商売と言って良いかは、各自の判断にお任せします。)
ではリピーターを増やすにはどうすれば良いのか、その道しるべとなるのが以下のランキングです。
~二度と行きたくない飲食店ランキング~
『えっ!?』と思われたかもしれませんが、このランキングの『逆をやればいい!!』と考えていただければ・・・。
○5位・・・メニューの写真と現物があまりにも違う。
これは納得ですね。メニューを見て注文したのに、『違うものを頼んだのか?』とお客様に疑問を抱かせるようではダメ。質・量ともに詐欺はお客離れを呼ぶだけです。ということは、当たり前のことですが「写真と同じものを提供する」誠実さがリピーター獲得には不可欠です。
○4位・・・味、品質、量が値段と不釣り合い。
これも当たり前。いわゆるぼったくり的な値段設定や、『どうせお客様はわからないだろう』と舐めた真似をすると、このランキングに入ってしまいます。お客様の中には飲食店でアルバイトしていた人も多いはず。裏事情は意外とよく知っています。ということは、相応の価格設定で提供すればリピーターは自然と増えていきますね。
○3位・・・料理が美味しくない。
説明不要です。
○2位・・・店員の態度が悪い。
これまた説明不要ですが、あえてその態度の中身に触れると、
- やる気が感じられない。
- タメ口
そんなところで、さらに6位以下に別項目としてランクインしているのですが、
- 店員同士ペチャクチャ喋っている。
- 呼んでいるのになかなか来ない。
- 食べているのにさっさと片付けようとする。
こんな不満が『二度と行くものか!』という心理にさせるようです。どれもこれも共通しているのは、お客様に『(自分のことが)無視されている』と思わせてしまうこと。ということは、
- やる気を感じる接客。
- 敬語もしくは敬意を感じる言葉遣い。
- お客様に対する目配り。
これを徹底すると、リピーターが獲得できるわけです。このくらいの従業員教育が出来ないくらいなら、そもそも商売を始めない方が良い、とすら言えるでしょう。
さていよいよオオトリの1位ですが、何だと思いますか? おおかた出そろった感はありますが・・・。
○1位・・・店内にゴキブリがいた
まあこれは飲食店の話ですが、とはいえどんな商売でも相手に清潔感を与えることは大切ですね。海外の人からすると「日本人はとてもきれい好き(・・・例:道路にゴミが落ちていない)」というのが常識になっているくらいなので、ましてわざわざお金を払って楽しい時間を過ごそうという空間が「汚い」のは論外でしょう。リピーター獲得には「相応の清潔感」、まずは自分の机の周りから実践してみて下さい。