中津川市蛭川、合併以前は恵那郡蛭川村と呼ばれていたこの地区はその地理的な条件から、中津川市よりも恵那市と結びつきが深い歴史を持ちます。

一例を挙げると、蛭川総合事務所(市役所の支所です)から中津川市役所までは約17キロ、一方恵那市役所までは約10キロしかありません。恵那市役所から岩村振興事務所まで12キロ強なので、いかに近接しているのかが分かります。とはいえ木曽川によって物理的に分断されている(恵那峡大橋はありますが)ので、強固な結びつきと呼ぶには無理があります。

蛭川地区の特徴として、「地区内に国道がない」というのがあります。恵那・中津川地区は、東西に19号、南北に257号という大動脈があり、それを軸に発展してきました。やや格は落ちますが363号や418号も周辺住民の足を支えています。旧串原村から旧加子母村まで、その恩恵を受けてきたところばかりなのですが、旧蛭川村にはそれがありません。(ちなみに旧川上村ものです。)

従って蛭川地区ではロードサイドビジネス系のお店はないに等しい状況です。「コンビニがない」といったら信じていただけるかどうか、自信はありません。

もっとも子供を育てるには「寄り道」先のない場所はプラスに作用することが多いのも事実。誘惑が少ない分、まっすぐ成長するのではないでしょうか。

ということで蛭川地区に興味を持たれた方、数は多くないですが、分譲地もありますし、定期的に中古住宅が売りに出されています。なお賃貸物件はありませんのであしからず。