今年の4月にある数値が公表されました。

平成27年度:5514円 ⇒ 平成37年度:8165円(予定)

10年で48%アップ、対前年比4%アップが10年続くとこんな数字になります。さあ、この数字の正体はいかに??? (貰える方の数字ならとても嬉しいですね。)

答えは第1号被保険者の介護保険料の月額負担。介護保険における第1号被保険者とは、65歳以上の高齢者のこと。公的年金の受給額がこんなペースで増え続けることはまずありえないので、生活費に占める負担はどんどん重くなっていきます。

公的介護保険財政の厳しさは周知の通り。財政改善のためには収入を増やすか、支出を減らすか、それ以外の方法はありません。といって支給を減らすのは人命に関わることもありますので容易ではありません。結局収入を増やすのが最も有力な方法ですから、老後のライフプランはそれを見越しておかないといけません。