2018年5月記事一覧

寝る子は育つ

2018.05.31

科学の進歩によって様々な謎が日々解明されています。睡眠中に成長ホルモンが分泌され、「寝る子は育つ」ということわざが裏付けられたのも、その1つです。24時間テレビやスマホ、インターネットと夜遅くまでにらめっこ出来る時代ですが、子供の成長のためには親の方から積極的にそうした機器からの情報を遮断できるようにしないといけません。

さらに塾通いもほどほどに。あまりにも遅くまで塾にいることによる睡眠時間の減少がかえって脳の発達を妨げては意味がありません。

しかしことはそれほど簡単ではありません。保護者である親の帰宅時間、就寝時間はどうでしょうか? 家庭の事情によっては親が帰ってくるまで起きていないといけないケースも少なくありません。睡眠時間は低年齢ほどより多く必要とするのですが、シングルマザーのような環境で食事や入浴といった時間が遅くなることはよくあります。

幼少期の睡眠不足は・・・

  • 肥満
  • 成長の遅れ
  • 集中力の低下
を招くと言われています。子供の将来のためにも、例えば夜9時になると電気が強制的に切れるような仕組みを導入すべきかもしれませんね。

不如帰、霍公鳥、・・・

2018.05.28

「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」(山口素堂)、夏の始まりを告げる有名な俳句です。ここに登場する「ほととぎす」は、この時期に飛来してくる渡り鳥で、この鳥が山で鳴き始めると、夏の到来ということです。そういえば「夏は来ぬ」という歌にも「ほととぎす 早も来鳴きて~🎵 」という歌詞が登場しますね。昔の日本人にとって、ホトトギスのけたたましい鳴き声は、真夏のジリジリと照り付ける太陽のイメージとも重なっていたのでしょう。

この鳥は別の意味でもよく知られています。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、この3人の違いをよく表すものとして。実際は第三者による後日の創作なのですが、そう思わせないだけの不思議な力があります。

ホトトギスの口の中が真っ赤な鳥としても知られています。「泣いて血を吐くホトトギス」(・・・口の中が血まみれになっても鳴くのをやめない)と思われていました。かの正岡子規は、病魔に冒されて血を吐いたあと、自分の名前を「子規」にしました。「子規」もホトトギスを表す言葉の一つです。

ことほどさように「鳴く」と「ホトトギス」には切っても切れない関係にあります。何も知らないとただの騒音になってしまいますが、日本人ならそれを愉しむくらいになりたいですね。

時代はハーフ!?

2018.05.24

かつては単一民族の代表的存在だった日本も、スポーツの世界を中心にハーフの人たちの活躍が目立ちます。野球でいえばメジャーリーガーのダルビッシュ有投手(父:イラン人、母:日本人)、陸上の世界ではリオ五輪の400mリレーの銀メダリスト&アンカーのケンブリッジ飛鳥選手(父:ジャマイカ人、母:日本人)、そして最近では女子テニスの大坂なおみ選手(父:アメリカ人、母:日本人)もそうですね。

一説によると、最近では日本で生まれる赤ちゃんの50人に1人はハーフになっているそうです。単一民族から多民族へ、日本もいよいよそういう時代になりました。

さて同じハーフでもリフォームの世界のお話です。水周りというのは定期的に必ず手直しが必要です。キッチン、トイレ、そしてお風呂。設備としての寿命はもちろん、高齢化社会に伴うバリアフリー化によるリフォームが行われるのも水回りが多いのもうなずける話です。そのお風呂のリフォームでハーフユニットバスというのがあるのをご存知でしょうか?

お風呂のリフォームにも幾つかやり方があります。タイル張りの壁も浴槽も全て撤去してユニットバスにしてしまう方法、あるいは現場で浴槽から壁面まで全て施工する方法、そしてハーフユニットバスを用いる方法です。

ハーフユニットバスは、ユニットバスの壁面や天井部以外をユニットバス化したもの。そのため壁や天井などは既製品でなく自分好みの仕上げが可能です。

最近のリフォームでユニットバスが多いのは、施工期間の短さによるところ大きいです。自宅のお風呂に入れない期間は短い方がいいですからね。またショールーム等で実物を確認できる安心感も魅力です。

一方、旧来の全て現場施工の魅力は100%自分好みに出来ること。そもそもユニットバスのようにサイズを気にすることもなく、縦・横・高さすべて自由ですから。世界に一つだけのこだわりの風呂を手間暇かけて作りたいならこちらです。

ハーフはそんなお互いの長所を取り入れた手法です。もちろんいいことばかりではなく、商品の選択肢が少ないといった面もあります。

お風呂は一日の疲れを癒す空間でもありますし、子育て世代にとってはスキンシップの場でもあります。20年、30年使うものなので、色々な視点から検討しましょう。

明智光秀

2018.05.21

某公共放送のドラマの舞台となっていることで、地元が盛り上がっています。と、そんな地元をさらに賑わせるニュースがありました。再来年のこれまた某公共放送のドラマで、「明智光秀」が主人公となったからです。

恵那市には明智町があります。戦国時代には明知城があり、その周辺には光秀の産湯だのお墓だのがあります。子供の頃は、こんなところに本当に凄い人の史跡があるのだなと思っていました。

実際のところは、縁もゆかりもないというわけではないものの、同じ岐阜県の可児市で生まれたのでは、というのが有力とみられています。とはいえ、何かしら恵那市も登場するでしょうが。果たしてどんな場面か気になるところです。

ところでアケチという地名の由来にはこんな説があります。元々は荒れた土地でアレチだったのが、開拓によって開(あ)けた土地=アケチに転じたのだとか。本来なら開地と漢字を当てたくなるところですが、先人は偉いですね。明智をはじめ、明知や明地という漢字を当てました。

漢字テストのようなお子様の名前を見る機会が増えましたが、これを機に先人のセンスに学んではいかがでしょうか。

公示価格

2018.05.17

2ヵ月ほど前のことになりますが、今年の公示価格が公表されました。業界人としては大きな感慨をもって受け止めましたが、皆様はいかがでしたか?

業界人にとって「住宅地の全国平均が10年ぶりに上昇!」というのは、本当に驚きました。恵那市のように地価下落が続いている場所に住んでいるとなおさらです。

もっとも全国平均なので、都心部の上昇が平均値を押し上げただけでは・・・という見方もできます。実際のところ岐阜県は対前年比0.7%の下落ですから。

しかし見方を変えればたった0.7%しか下落していないとも考えられます。仮に坪単価10万円の土地ならわずか700円しか下落していません。100坪の1000万円で売っていた土地が1年後に993万円になったからといって地価が下落しているとは考えにくいですね。

30年近く前のバブル期には日本の土地の値段=アメリカの土地の値段×4などと言われたことがあります。国土面積の違いを考えると土地単価の差は100倍くらいでしょうか。さすがにそんなことは2度と起きないでしょうが、時代の潮目が変わり始めていることは意識しておいた方が良いでしょう。

海外の日本祭り

2018.05.14

インターネット社会によって諸外国の事情が昔とは比べ物にならないくらいの速さと正確さで入手できるようになりました。動画サイトで日本語や日本文化を学んでいる外国の方も多いですね。

面白いのは海外の人たちが持つ意外な興味によって、日本人が気づかなかったものを自身が再発見すること。テレビでそういった種類の番組が増えているのも、日本人自身が日本のことで知らないことが沢山あるからかもしれません。

さてそんな日本再発見が出来る方法の一つが日本祭り。大きなものを幾つか挙げると・・・、

この中ではデュッセルドルフが注目ですね。間もなく開催されることもそうですが、既に昨年までに17回開催されていること、そして動員数が数十万人ということ、こういった数字が日本(的なもの)に対する関心の高さをうかがわせますね。

こういったイベントの様子は大手の動画サイトで見られるようですので、参加者になったつもりで見て下さい。意外な発見があると思います。

北欧風???

2018.05.10

~~~風住宅、新聞や雑誌でよく使われていますね。「和風」、「洋風」といった定番から、「北米風」、「南欧風」などなど。最近では「北欧風」という表現もよく使われています。ところで北欧風って何がどう北欧風なんでしょうか?

あくまでも一般的なものですが、主に室内(インテリア)が

  • シンプル&ナチュラル
  • ブルーやグレーといった寒色系を採り入れる
こういうコンセプトのものが、「北欧風」と呼ばれます。北欧といえば、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドのスカンジナビア3ヵ国がその代表。国旗の色は
  • ノルウェー・・・白&赤&青
  • スウェーデン・・・黄(金)&青
  • フィンランド・・・白&青
ですから、「青」がベーシックカラーの1つなのは頷けますね。

なおノルウェーの青は藍色っぽい青で、赤地に白の縁取りの青十字、スウェーデンは青地に金色っぽい黄色の十字で、フィンランドは白地にノルウェー同様の藍色っぽい青十字です。いずれにせよ、「青」が北欧の人々にとって魂の色であることがわかります。

その理由について勝手な想像をさせてもらえれば、やはりその地理的環境が大きいと思います。高緯度に位置する北欧では、夏は白夜で「日の沈まぬ国」だったりするわけですが、冬はその逆で日照時間は本当に少なく「日の昇らぬ国」になってしまうのです。だからこそ長い冬の後の春の訪れに大きな喜びを感じるのも良く分かりますし、青い空に対する思いも特別なもので、それは日本人の想像の及ばぬところです。北欧の青はそんな思いの表出というのが、勝手な想像です。

さて、上記の通り、北欧の国旗は日本の国旗同様にシンプルな図形を用いたツートンカラーの組み合わせ。そんなところが、日本人に共通する美意識とも考えられ、北欧風が日本で受け入れられやすい土壌なのでしょうね。

iDeCoって何ですか?~その3~

2018.05.07

個人型確定拠出年金制度には、様々な特典があります。その最たるものは「掛金全額が所得控除!!」でしょう。

所得控除というと、社会保険料控除や扶養控除があります。サラリーマンの方が年末調整時に提出する生命保険料控除もその仲間です。その控除の中に「小規模企業共済等掛金控除」というものがあります。

これは主に自営業者の方を対象とした「小規模企業共済」という確定給付型年金に加入している時に支払う掛金について、その全額がまるまる控除できるというもの。掛け金は最大で年間81万6千円まで掛けられますから、もし限界までで掛けたら大きな節税(所得税・住民税)になりますね。

仮に税率が10%だったとすると、10%分が還付されることになり、この時点で利回り10%の運用がいともたやすく達成できます。アパートの大家さんの節税対策でよく利用されているのも納得です。

これと同じことがiDeCoでも出来ます。つまり運用益ゼロでも節税分だけで利回り10%!と同じ効果が得られます。長期低金利が続く金融市場で、この利回りは本当に嬉しいですね。

iDeCo は、ある意味で日本人のお金に対する価値観を変える制度です。コツコツ預金を積み立てる、まずは元本保証ありきの金融商品選び、そんな考えが過去のものになるかもしれませんね。

 

iDeCoって何ですか?~その2~

2018.05.03

今回は前回の続きです。

「拠出」が確定している年金、この意味は支払う掛金が確定しているということです。その一方で公的年金とは違って、給付は「未確定」です。我々がイメージする年金とは明らかに違うものですね。

ではなぜこのようなことが起きるのかというと、どんな方法で運用するかが各加入者の任意だから。投資信託には、日本株式に重点を置いたもの、あるいは外国の国債に重点を置いたもの、あるいはその両者をミックスしたものなど、非常に多くの種類がありますが、同じ1万円を毎月かけ続けても、運用対象が異なれば、各自で大きな差が出ることも珍しくありません。

しかも原則として60歳まで引き出しできません。59歳までは掛金総額の3倍まで資産が膨らんでいたのに、1年後にいざ引き出そうとしたら元本割れ、そんな可能性もあります。もちろんその逆も。なかなか手ごわい年金ですね。

もっともスイッチングといって、運用対象を定期的に入れ替えることができます。先ほどの例でいえば、59歳のときにリスクの高いものから低いものにスイッチングすれば、1年後の悲劇は起きないわけです。

このような年金が導入された背景には、終身雇用制度の崩壊、若年労働者の減少、といった状況により企業年金制度の維持が出来なくなったことがあります。そのため転職を繰り返しても、自己年金を設計できるようにしたわけです。またこの制度を導入したアメリカ(401Kプラン)で株価が上昇している原因を日本で調べたところ、この制度によって労働者から多額の掛金が毎月株式市場に流れ込んでいたからとも言われています。(今から20年以上前の昔話です。)

確かに株式市場の動向に左右されず、毎月一定の運用資金が株式市場に流入する、これは株式市場にとってありがたいですね。必ず買ってくれる人がいるという安心感がありますから。結果的に制度加入者以外の投資家の資金も流れ込みやすくなり、株価の上昇が起きやすくなります。日本銀行が大量にETFを買っていることで株価の上昇が起きやすい(又は下落に歯止めがかかりやすい)のも同じ理屈です。

現役世代は自分の老後に公的年金がもらえるのかどうか大きな不安を持っています。この制度に加入すれば解決するわけではありませんが、転ばぬ先の杖の1つとして活用を検討したいですね。