2018年4月記事一覧

iDeCoって何ですか?~その1~

2018.04.30

株価上昇、人手不足、・・・好景気を表す代名詞のようなものですが、最近これらの言葉を見聞きしても、「?」の方が多いのではないでしょうか。先日発表された地価公示も、歴史的な転換点になるかもしれないくらいの報告がされているにも関わらず、反応はとても小さかったですね。

ということで、相変わらず財布の紐はキツイ状態のご家庭が多くを占めています。政府としてはせっかくあの手この手で株価や地価を上昇させ、家計の資産を増大させても、それが実体経済に思いのほか影響を与えていないので、さらなる対策を用意しました。その1つが、iDeCo です。

このところ新聞やテレビで採り上げられる機会が増えていますので、ご存知の方も多いと思いますが、iDeCoとは「個人型確定拠出年金」のこと。字面だけだと非常に難しそうなものですが、実際にはそれほどハードルは高くありません。

まず身近な言葉である「年金」について。若いころに保険料を払って、年をとってから皆さんが貰う「公的年金」は「確定給付型年金」です。この「確定給付」というのは、「幾ら貰えるか決まっている」ということ。例えば平成30年4月の老齢基礎年金は約78万円ですが、これは保険料を20歳~60歳まで全期間かけた人は誰もが同じ金額を貰うことになります。

実際には2階建て部分と呼ばれる「老齢厚生年金」なんかが絡んでくるのですが、その話をしはじめると収拾がつかなくなるので、これ以上触れません。「確定給付」のイメージを掴んでいただければ充分です。

では「給付」ではなく、「拠出」が確定しているとは? それはまた次回にしましょう。

はなこさん

2018.04.26

春の風物詩といえば、お花見を始めとした明るいイメージのものが思い浮かぶことでしょう。しかし光あるところに影ありで、マイナスのイメージのものもあります。

その最たるものの1つが花粉症です。花粉症といえばスギというくらい有名ですが、実際にはヒノキ、さらにはヨモギといったおよそ60種類の花粉が花粉症の原因になるそうです。ここまで敵が多いと完全に守り切るのは不可能ですね。

さてそんな国民病の花粉症対策のため、国(環境省)が花粉の飛散情報を公開しています。それが今回のタイトルでもある「はなこさん(・・・環境省花粉観測システム)」です。

はなこさん

このサイトでは1時間ごとに情報を更新しています。全国120か所の情報が見られるので、旅行先なんかの情報を知りたいときは重宝しますね。

ちなみに岐阜県の測定場所は2ヵ所で大垣市民病院と郡上総合庁舎。恵那市の皆さんからすれば参考程度の場所です。少しでも近いところとなると、お隣長野県の飯田合同庁舎でしょうか。そこのグラフを見ると今年は早い時期から結構な量の花粉が飛び散っていたみたいです。

 

 

日本人は働き者!?

2018.04.23

昔は60歳で定年退職、退職金と年金をもらって余生はのんびり、そんな人生設計が一般的でした。今は公的年金の受給開始年齢が65歳(60歳から繰り上げ受給できますが、大きく減額されます)になったこともあり、定年後から65歳までの収入確保が人生設計の一部になっています。

最近、興味深い数字が公表されました。まずは以下のデータをご覧ください。

  • 日本・・・・77.1%
  • ドイツ・・・61.5%
  • アメリカ・・59.6%
  • フランス・・27.5%
日本が他の先進国を圧倒していますね。実はこれ、60~64歳の男性の就業率。仕事があるからなのか、生活費を稼がないと生きていけないのか、理由は幾つか考えられますが、日本人が働き者なのは間違いないようです。ちなみに女性はというと・・・
  • 日本・・・・50.8%
  • ドイツ・・・50.8%
  • アメリカ・・48.5%
  • フランス・・28.3%
男性ほどではないにしろ、女性も働いている人が多いです。(フランスでは女性の比率の方が高いのが気になりますね。)

では65~69歳ではどうなると思いますか? 男性の場合で見てみましょう。
  • 日本・・・・53.5%
  • ドイツ・・・19.4%
  • アメリカ・・35.5%
  • フランス・・ 8.0%
日本人は本当に働き者ですね。いい意味でも悪い意味でも。このような数字をつきつけられると、ワーカホリックと呼ばれても不思議ではありません。

生涯現役、生き方の理想の1つですが、特殊な技能者を除いて、どこかでリタイアする節目を作る意識を持ちたいですね。

旗竿地

2018.04.19

道路と土地の価値の間には密接な関係があります。相続税評価額を算出するための路線価が好例です。

ただし同じ道路に接していたからといって、土地の坪単価がイコールにはなりません。どれだけ面しているかだけで大きく変わることも珍しくありません。また面している長さは同じでも、道路を挟んだ向かい側の土地と価値が天地ほど離れていることも。これは向かい側が市街化区域で、こちら側が市街化調整区域の場合がわかりやすいでしょうか。

と、ことほどさように道路と土地には密接な関係があるのですが、住宅地で接道条件があまり良くないと思われている土地の代表が「旗竿地」と呼ばれるもの。土地の形状が旗竿のようになっているのでそう呼ばれています。

当然のことながら不整形なので、坪単価は安くなります。また旗竿の「竿」にあたる部分は通路や駐車場以外の使い道はありません。

ということで敬遠されがちな旗竿地ですが、旗竿地ならではのメリットも意外とたくさんあります。代表的なメリットを3つほど挙げてみましょう。

  1. 価格が安くなりやすい。
  2. プライバシーが守られやすい。
  3. 子供やお年寄りが道路にすぐ飛び出すようなことはない。
価格のことは言わずもがな。通路の奥に建物があるので、外から覗かれる心配は低いですね。そして3番目の安全面。お子さんが玄関から勢いよく飛び出してしまったり、お年寄りの方が玄関先でバランスを崩したり、そんな状況で交通事故が起きにくいのも嬉しいですね。

旗竿地に限らず、いろんな目線で土地を見てみると、土地探しが楽しくなりますよ。

桃栗三年柿八年・・・

2018.04.16

サクラの開花で春の訪れを心の底から実感する、日本人のDNAに刷り込まれた恒例行事です。恵那市の桜の開花日は学校の入学式の時期と重なることが多く、その点は流行りの「インスタ映え」もして、とてもいいエリアです。

恵那市自身は全国から観光客の集まる桜の名所(・・・岐阜県でいえば淡墨桜レベルの名所)というのはありませんが、周辺には多くの花の名所があります。例えば高速道路を利用して1時間以内のところを挙げると、阿智村の花桃の里はちょうどこれからがシーズンで、日帰りドライブにはピッタリです。

ご存知の方も多いと思いますが、桃と桜は同じバラ科の仲間、そのせいか分かりませんが、開花するまでに最低3年はかかるそうです。桜並木を作るのも大変ですね。

さて最近は中国から爆花見ツアーで訪れる観光客も増えていて、喧騒著しいとか。人の多い桜より桃を静かに楽しむの方が落ち着きそうです。

給湯器

2018.04.12

今年の冬は記録的な豪雪と厳寒に見舞われました。一部の地域ではライフラインが完全にマヒしていましたね。凍結による水道管の破裂は日常茶飯事で、関係の業者さんはさぞ大変だったと思います。

例年の場合、比較的多かったのは給湯器からの水漏れです。年末年始の休みなどで、家を長期間不在にするので、ついつい電気代節約のためブレーカーを切ってしまって、それで給湯器内の凍結防止のための電熱ヒーターも切れてしまって、・・・、そんなケースです。

ただし今年はブレーカーを落とさなくても水漏れが幾つかありました。電気は通じていても、電熱ヒーターの劣化で充分な熱が伝わらなかったためです。1年前は劣化していても熱の力が勝っていたのですが、今年は寒さの方が勝っていたのでしょうね。

給湯器自体は大体10~15年くらいが機器としての寿命の目安と言われています。もちろん使用頻度や設置環境によって左右されます。故障しやすいのは、管の腐食や電気基盤と言われています。24時間外気や風雨にさらされることを考えると、電気関係が10年程度で故障しても仕方はないでしょう。むしろそんな環境でも10年は持つことの方が驚きです。

今年はそれ以外の理由により、水が出なくなることもよくありました。給湯器から室内に至る給水管内部の凍結です。壁の内部や床下を通る給水管の内部が冷たい外気によって凍結してしまうケースです。この地域でこんな現象が多発すること自体、異常でしょう。

こうなると自然解凍しかありません。室内をガンガン暖かくしてその熱で溶かす、とても時間がかかるようですが、急がば回れでこれが一番最良の解決方法なのです。

今年はいい経験をしたと思って、次の厳しい寒さにどう備えるか、よく反省しておきましょう。

イベントのお知らせ

2018.04.09

つい1週間ほど前は5月下旬の陽気で、「暑い」という言葉も聞かれたほどですが、ここ数日は冷たい風雨に見舞われて「寒い」という言葉へと逆戻り。昨日は雪もチラチラしましたね。海外では米中の貿易問題で株式市場が乱高下を繰り返しており、例年にも増して激しい春の嵐がそこかしこで吹き荒れています。

と、何かと騒がしい世情はひとまず横に置いて、目の前の住まいに目を向けてみませんか? 新築当時は輝いて見えたお住まいが、永年の風雪で色あせていることに気付くはずです。定期的にお手入れはしていても、経年劣化・自然損耗は避けられないものです。

アイギハウジングでは今週末の14日、15日の2日間、住宅祭を行います。そこでは家を新しく作られる方はもちろん、増改築やリフォーム、さらには土地や中古住宅といった不動産情報まで、お住まいに関する情報を全て1ヵ所でご相談できます。

お忙しいところとは存じますが、是非皆様でお出かけください。ご家族で楽しんでいただけるイベント等盛りだくさんの内容で、皆様をお待ちしております。

給与と家賃

2018.04.05

賃貸物件を探すときに家賃を気にしない人はいませんね。でもどのくらいの家賃までだったら大丈夫かというのは人によって変わります。とりあえず賞与や残業代はおまけと考えて、基本的な給与部分で払えるのかどうかで考えるのが鉄則です。

ではその内のどのくらいまでが実際の上限なのでしょうか。通常は手取り分から考えます。手取りとは総支給額から社会保険料や所得税・住民税を差し引いた部分で、総支給額に対して15~20%くらいが差し引かれている方が一般的です。(総支給額や扶養家族の状況その他によってもう少し幅広くなります。)

では仮に月給が20万円だったとします。手取りは大体16~17万円です。と、ここまでは収入の部分。今度は支出から考える必要があります。食費も含めた基本生活費、これも人によって変わります。家族の人数や年齢構成・・・。これが5万円の人は残りが11~12万円、10万円の人は残りが6~7万円。物件の選択肢は自ずと変わりますね。

さらにそれ以外の要因も考えないといけません。例えば車のローンがある人はその分も差し引かないといけません。保険や税金を賞与から払うのか、それによっても物件の選択肢は変わります。

ある程度働いていれば、月々にどのくらい貯金が出来ているのか把握できていますから、その中で判断すれば大きくは外れることはないでしょう。ただ実家暮らしの人は水道・電気・ガスの基本料金と使用分は分からないと思います。食費もそうですね。一人分だけを買わないといけないのか、3人分まとめて買っているのか、それによって単価も変わります。

無計画な部屋選びで家賃が払えなくなる、そんなことはないように財布の中身をよく把握しておきましょう。